
胡蝶蘭を植え替え育てて、来年もう一度咲かせてみませんか?
胡蝶蘭は一般的なイメージとして「育てるのが難しい」
「素人には花は咲かすことができない植物」というイメージがありますが、
この胡蝶蘭という植物は、育て方の要点さえ押さえておけば、
意外と丈夫で、寿命も長く、育てやすい植物です。
ここでは、胡蝶蘭の育て方とテクニックについてご紹介します。
育て方を勉強して初開花までたどりつけた時の
達成感や感動は他の植物にはないものがありますので、
ぜひ一度、胡蝶蘭の栽培にチャレンジしてみてください。
ご注意
この育て方は地域ごとで少々の差があります。
また異常気象等で、年により少々差が出ますのでご了承ください。
あくまで、例ということでお願いします。
この胡蝶蘭の育て方のページで
問題が解決できない場合や、もっと詳しく胡蝶蘭の育て方を知りたい方は
胡蝶蘭の育て方に関するご質問内容を添えて
下記のメールアドレスより、お願いします。
| 農事組合法人かるがもの里 胡蝶蘭事業部 ねばーらんど |
| mail never.s@galaxy.ocn.ne.jp |
複数の花芽が出てきたら
胡蝶蘭の株が充実して低温(約18℃)に当たると花芽分化をおこして、花芽を伸ばしてきます。
その時、複数の花芽が出てくる(2本以上)場合があります。
・一度にたくさん花芽が出ることによって、一度にたくさん花がつき、見た目は豪華になりますが、たくさん花芽が出た場合、栄養が分散するため、一枝につく花の数が減ります。
一度にたくさん花をつけたい場合は、そのままでも問題ないですが、
一枝に多く花をつけたい場合は花芽を1本にしたほうがよいです。
| この写真のものは一株から4本同時に花芽を伸ばした 株です。 一度に咲くので、見た目は非常に豪華ですが、 一枝につく花の数はせいぜい6〜10輪で、 少なめになってます。 |
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この管理法は花のついてない株についての管理法です
開花株の管理法はこちら
置き場所
玄関や窓際の気温の低くなる所には置かないようにしてください。(凍害がでます。)
なるべく暖かい所に置いて下さい。(気温15℃以上が理想)
電化製品(テレビなど)などの熱源の横に置くと容易に冬越しできます。
ただし、暖房の風を直接当ててしまうと、湿度がうばわれるため、株が痛みますので
暖房の風は当てないでください。
室温が高い場合は葉水を霧吹きでかけてやると、湿度が上って株がイキイキしますが、
室温が低い場合は、株が風邪を引くので葉水は控えてください。
この時期も直射日光は控えてください。
氷点下に近い気温では数分程度で凍害が出て、株が枯死します。
水遣り
気温が低いので、水分要求量は極めて少ないです。
水を与えすぎると、根腐れの原因になりますので、植え込み材が乾いているのを確認して、
水をたっぷり与えてください。
受け皿を使った底面給水は根を痛めますので、受け皿にたまった水は、毎回捨ててください。
肥料
気温が低く、葉も伸びないので、肥料は必要ありません。
根傷みの原因になりますので肥料を与えないでください。
花芽
秋に低温に当たる(約18℃ほど)と花芽分化を起こして、花芽が株元から顔を覗かせていることがあります。
その後できれば気温(12℃は欲しい)を保てれば、ステムが伸びてきて花を付けます。
気温が低かった場合、花芽の成長は止まり枯れるか、春に高芽に変わることが多いです。
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秋は涼しくなってきて、胡蝶蘭が花芽を分化させる重要な季節です。
しかし、外に出したままだといつ霜がおりるかわからないので注意が必要です。
この管理法は花のついてない株についての管理法です
開花株の管理法はこちら
置き場所
10月後半〜11月には室内に取り込んだ方が無難です。
ある程度低温に当てないと花芽分化しませんが、
冬季の室内温度で十分花芽分化を起こすので、
早霜が降りる前に室内に取り込んで下さい。
秋も直射日光は避けて、レースのカーテン越しの弱い日光を当ててください。
夏季にしっかり株を大きくしておけば、
少々薄暗くとも大丈夫です。
水遣り
秋季は夏季に比べ気温も落ち、植え込み材の乾きも悪くなるので、
夏季と同様の水遣りでは多すぎ、根腐れの原因になります。
毎日乾き具合を確認し、植え込み材が乾いたら水をたっぷり与えてください。
肥料
秋季は肥料を切り、与えないようにします。
気温が下がり、生長が止まるので肥料をあまり必要としないのと
肥料を切ることで花芽分化が促進され、花芽が付きやすくなります。
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胡蝶蘭が一年でもっとも生長する季節です。
すなわち、夏の生長具合がそのまま開花に影響されます。
この時期にしっかりと株を大きくしましょう。
この管理法は花のついてない株についての管理法です
開花株の管理法はこちら
置き場所
直接雨の当たらない風通しのよい屋外で管理しますが、
夏の直射日光は数分でも葉焼けをひきおこしてしまうので、
直接当ててはいけません。
でもまったく当てないと、徒長してしまい、株がだめになってしまいます。
一番いいのは、園芸店やホームセンターで売っている遮光ネットで
太陽光を遮って、(50%遮光くらいのものを使う)
薄日を当てるくらいがいいです。
遮光ネットで遮ってます
水遣り
気温が高いためすぐ乾きますので注意しましょう。
ただし、雨の日が続いたりして、渇きの悪いときにたくさん水を与えると、
リゾクトニア菌による根ぐされが起こりますので注意してください。
ミズゴケが乾いたら、たっぷり与えましょう。
乾かしすぎると、葉が垂れて、しおれてきます。
これを極限までやると、回復が遅れますので注意してください。
肥料
液体肥料の3000〜4000倍を週1回
もしくは、ラン用固形化成肥料を植え込み材の上に置いてください。
どちらも肥料の使用説明の2分の1の薄めで与えて十分です。
胡蝶蘭は濃い肥料を与えると、根が傷みますので注意してください。
病害虫
アブラムシやヨトウムシ、ハモグリバエなどがつくので、
鉢にオルトラン粒剤を念のため与えておきましょう。
高温期によく発生する、軟腐病にも注意が必要です。
殺虫殺菌剤のスプレー缶があると便利です。
他
この時期は台風などが多いので天候に気をつけて、
必要であれば屋内にとりこんでください。
私も台風で自宅の胡蝶蘭他が吹っ飛ばされた経験があります。
泣きそうになります。(笑)
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冬が去り暖かくなってきても
胡蝶蘭にはまだ厳しい季節です。
遅霜などに注意が必要です。
この管理法は花のついてない株についての管理法です
開花株の管理法はこちら
置き場所
3月4月はまだまだ寒いので、屋内で管理してください。
5月に入り、霜の心配がなくなった辺りで屋外に出してください。
植え替え
春は植え替えの最適期です。
5月に入ってから植え替えを行ってください。植え替えの方法はこちら
みずやり
まだ水分要求量は低いので、あまりたくさんやると根ぐされが起こりますので、
植え込み材が乾いたのを確認して与えてください。
5月あたりから乾くのが早くなってきますので、水のやり忘れに注意です。
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胡蝶蘭を育てる上での第一歩として植え替えがあります。
ここでは、根を整理しない簡単な植え替えの仕方を書きます。
| 用意するもの 素焼き鉢 ミズゴケ 鉢底ネット(必要であれば) |
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植え込む鉢の底にミズゴケを少し敷きます。 鉢底穴にネットをしておけば、 虫が入り込む心配も軽減されます。 |
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| 植え替え株を用意します。 前に植わっていた鉢から抜けない場合は 鉢を割って取り出してください。 |
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| 用意した鉢より根鉢が小さいなら、 新たなミズゴケを写真のように巻きつけ、 大きさを調節します。 根鉢が大きいなら そのままなにも巻かずおいてください。 |
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| 鉢に植えつけます。 かなり、窮屈そうですが、 硬めにしっかり植え込んだほうがよいです。 しっかり押し込んでください。 また、株の大きさよりも 少し小さめの鉢を選んだほうが、 根が早くまわるため、 開花が早くなります。 |
ミズゴケをすべて取り替えて、根を整理する方法もありますが、
ハサミを入れたり、根が折れて傷口になり、そこから病気になる可能性があるため、
根が傷んでない場合は鉢増しの方がリスクが少なく簡単に植え替えができます。
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胡蝶蘭の花は長くて3ヶ月(最後の花が落ちるまで)は咲いています。
しかし、花を最後まで咲かせておくと、
胡蝶蘭の株本体の体力を消費するため、来年の開花に大きく影響します。
栽培して来年も花を咲かせたい方は、一ヶ月で花を根元から切り、
切花として楽しんでください。
根元から消毒したハサミで切り落とします
胡蝶蘭を育てる自信がない、すぐにまた花が見たいという方は、
胡蝶蘭のステム(花茎のことです)を
一番目の花があった直下から消毒したハサミで切ってください。

胡蝶蘭のステムの節です
環境がよければ節から二番花が伸びてきて、花をつけます。

節目から新しい芽が出てきた状態です。
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胡蝶蘭の花は、正しい管理を行っていると、三ヶ月ほどは咲いています。
ここでは、開花中の胡蝶蘭の管理法を説明させていただきます。
花の咲いている胡蝶蘭の管理
しばらくはラッピングのまま鑑賞してください。
しかしラッピングしたままですと、ムレて胡蝶蘭には良くないので、
10日でラッピングを除いてください。
置き場所
クーラーや暖房の乾いた風が直接当たらない所に置いて下さい。(乾いた風が当たると花の寿命が短くなります)
直射日光も葉焼けの原因になり、花の寿命を縮めますので、直射日光の当たらない所に置いて下さい。
冬は、凍害が起こる可能性があるので、玄関のような気温が低くなる場所に置かないでください。(特に夜間の窓際は危険)
居間など皆様が集まる場所に置いて下さい。
冬季は、テレビの横など電化製品の隣がオススメです。(熱源の近く)
みずやり
鉢の植え込み材のミズゴケが乾ききらないうちに水を与えてください。
タイミングとしまして、ミズゴケが固く絞った布くらいまで乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらい
たっぷり与えてください。
鉢皿での底面給水は、根を痛めますので、鉢皿にたまった水は捨ててください。
夏季と冬季は乾きが大きく違いますので、注意してください。
その他
開花中の肥料は、ミズゴケに十分に含まれているため、
必要ございません。(生産所で十分な肥料を施されているため)
一日一回、霧吹きで葉水をかけると、株がイキイキします。
ただし、冬季の暖房されていない部屋での葉水は
株が風邪をひくので、控えてください。
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